学科 ポートフォリオ作成基礎⑤【オンライン】-クリエイターのポートフォリオについて(若松先生のお言葉)- 2026・01・10


-本日のアジェンダ-

1限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
クリエイターのポートフォリオ

2限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
クリエイターの心得と求められるスキル

3限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
学ぶ姿勢

4限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
課題制作

5限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
課題制作


本日のテーマ

ポートフォリオ制作からクリエーターになるために必要なこと

【参考URL】

マネしてデザインを学ぶ
https://wkwkdesign.com/

【2026】WordPressテーマ人気ランキング Top100 (日本)
https://wp-search.org/ja/themes/

選ばれるクリエイターになりたいなら!参考にすべきポートフォリオサイト8選
https://design-baum.jp/project/12658/

勝てるポートフォリオの作り方徹底解説(未経験から3年目くらいまで対象)
https://www.youtube.com/watch?v=9cBOCGjjrU0

本日の課題

提出課題はありません。
就職活動に応じた作品制作、ポートフォリオのまとめやコーディングの続きを進めましょう。


クリエイターのポートフォリオについて

  • これまで制作した作品(アウトプット)
  • その制作に至った経緯・意図(プロセス)
  • 大切にしていること・考え方・姿勢

作品集との違い

  • 意図・思考・成果を含む
  • 何故・どう作ったのかを伝える
  • 相手目線で構成されている

※紙のポートフォリオはWebのポートフォリオから”勝負用の抜粋版”を印刷して持っていく。

何を見られているか

  • 情報設計
  • 課題理解
  • 意図の説明

※デザインの上手さはあまり関係ない。

Webならではの視点

  • UI/UX
  • レスポンシブ意識
  • ユーザー視点

よくあるNG例

  • 作品だけを並べている
  • 説明がない
  • 目的が分からない

良いポートフォリオの裏にあるもの

技術以前に大事な「姿勢・考え方」

クリエイターとはどんな存在か

役割:「まだ存在しない価値を、この世界に生み出すこと」

目的に答える存在

クリエイターの心得

1,目的思考

好みではなく目的を達成するためのもの。”問題解決者”

例)クライアント➡「かっこよくして」 かっこいいデザインを作っても没に…
本当の目的は「来店数を増やすこと」だった。目的が分かればそれに合ったデザインを提案できる。

2,コミュニケーション

  • 制作は一人では完結しない
  • クライアント・ディレクター・エンジニアとの関係・連携
  • 説明できないデザインは伝わらない

例)佐藤可士和のセブンのコーヒーマシンのデザインの件
使い方が伝わらないデザインのため、店員がいちいちお客さんに説明をする羽目に…
説明しなくても伝わるデザインにすることが重要!!

3,成長し続ける姿勢

  • 正解がコロコロ変わる業界
  • トレンドと本質(流行りは繰り返されることが多い。なぜそれが流行っているのか)
  • インプットとアウトプット(情報をいち早く察知してデザインに取り入れる)

プロとしての姿勢

●期限厳守   

才能よりも重要なスキル。打ち合わせの時間なども必ず厳守。遅れる場合の対応。ビジネスの基本。

●疑問を放置しない

「分からない」は成長の種(調べる・聞く・コミュニケーションが苦手でもとる!)

●本当の目的を読む

クライアントの真意を汲む(分からなかったら分かるまで何度も質問する➡この人はここまで考えてくれるんだ➡信頼につながる!)

例)印刷の現場では締め切りは絶対。1H遅れただけで数10~100万の損失になり信頼も失う。。

3つの誠実さ

●作品への誠実さ

妥協せず、品質を追求する。(どこか変、納得いかない場合はどうしたら良くなるか考える、リテイクする)

●クライアントへの誠実さ

期待に応え、信頼を築く

●自分への誠実さ

無理せず、長く続ける

例)若いころは「全部やります」と自分を追い込みがちだったが、無理を続けると作品の質も落ちるし、体調を壊し、結果周囲に迷惑をかけることに。

”できないことはできないと言う勇気”が必要!

クリエイターに求められる技術

Webスキル(最低限)

  • HTML・CSS
  • レスポンシブデザイン
  • UI/UXの基礎
  • 画像の最適化(Webは72dpi 印刷は300dpi など、印刷のデータをWebにそのまま貼り付けない!重くなる!)
  • WordPressなどのCMS

大事なのは構造と見た目を分けて考えること。
HTMLは「骨格」、CSSは「服」
この考え方が出来るとコードがきれいになります。
UI/UXはユーザーの行動を予測する力、どこをクリックするか、どこで迷うかを想像できる人は強いです!

実務スキル(技術より思考スキルが大事)

  • 情報整理力
  • 目的設定力
  • 伝える力(ユーザー視点)
  • 問題発見力(修正対応力)➡直し(リテイク)が出来るようなデータの作り方をしておく!

特に「情報整理力」はWebでは必須です。
ワイヤーフレームを作る理由は、デザインの前に”情報の交通整理”をするためです。
また、デザインの”理由”を説明できること。
「なんとなく」は通用しません!
理由を言語化できる人はクライアントから信頼されます!

プラスアルファのスキル

  • 提案力
  • 説明力(言語化)
  • 自己管理能力(体調だけでなくPCの管理も)

これとは別に…
●ポートフォリオ更新力(表に出す出さないは関係なく)
➡クリエイターとしての成長曲線が確認できるのでとっておくと良いです!

●新しい情報を常に入れておくこと(新しいソフトやツール、最近の流行りなど)

新しい技術を学ぶ姿勢

技術は常に変わる

  • 原理・考え方を理解する
  • 本質は変わらない

学び続ける習慣

  • 目的を持つ
  • 失敗を公開する勇気

まとめ

  • ポートフォリオは結果
  • 心得は姿勢
  • スキルはあくまで手段

クリエイターは 考え、伝え、選ばれる 仕事である。

今日からできる3つのこと

1,毎日10分だけでも手を動かす

小さな継続が大きな成長に繋がります。そして使っていないと忘れます!

2,良いデザインを”理由付きで”観察する

なぜ良いのかを言語化する習慣をつけましょう。デザインの引き出しが増えます!
自分が良いと思うもの(服でも靴でも)何故それが良いと感じるのかを常に考える。

3,自分の作品に”意図”を持たせる

すべての選択に理由を持つプロになりましょう。
自分の中でなんでこうしたんだろうと自問自答する!


本日の感想

若松先生からクリエイターについての大事なことを実体験も含めて色々教えていただいた。
言葉にしてみるととても大変な仕事のように思うが、ビジネスとしては当たり前のことだったり、相手を思いやる気持ちだったりが軸にあるように思った。また若松先生の人柄もでているように思う。結局、作品にも取り組む姿勢にもその人らしさが滲み出てしまう仕事のように思うので、ひとつひとつを大事にしながら丁寧な仕事ができる人材になれたらいいなとぼんやり思った。


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